ナガミヒナゲシ

ナガミヒナゲシ

永見ひなげし さん ...   のことではない

そんな名前の人いるのだろうか？

先日こんな花を一輪、野原から摘んでできた

道端や公園の隅っこ、野原などにこの時期よく咲いている

和紙のような風合いの花弁と淡い色がとても可愛らしい

名前を調べてみたら、ナガミヒナゲシ
ケシ科の植物のようだ

茎（身）が長いのでナガミかと想像したが違っていた

果実（実）が長いのでナガミだそうだ

出身は地中海あたり、輸入穀物などに紛れて渡来したのではとのこと

外来種、人間で言うところの外人だ

生態系被害防止外来種などには指定されていないが

住民に駆除の協力を要請している自治体もあるようだ

シカタの住んでいる県でも要請が出ている

駆除 ...

こんなに可愛らしいのに ...

逆に、癒やし効果絶大種（そんなものがあるのなら）に指定されるべきだ

随分と前にこんな話を聞いたことがある

ある日空から神様が話しかけてきた、全世界にだ

神様なので言語とかも超越している

世界中が聞き取った

神様曰く

望みたまえ

１週間後に、世界中で一番多かった望みを叶えてあげよう ...

人類は世界中で議論した、病気や不老不死、災害や飢饉について

１週間後に再び神様があらわれ、今から一番多かった望みを叶えよう ...

次の瞬間

地球上の人類が姿を消した ...

神様が問いかけていたのは人類だけでは無かったのだよ

動物や植物 ...   空気や自然にも問いかけていた

そして一番多かった望みが人間を消滅させて下さいだった ...

人間意外の動植物などからみれば、人間こそが

生態系被害防止外来種みたいなものなのかもね

人間はもっと謙虚にならねばと常日頃思っている

カラスがゴミ袋を荒らすのも

熊が人里に降りてくるのも

餌場を奪った人間のせいだ

それを悪者扱いするのかと ...

翌朝のナガミヒナゲシさん

花弁が落ちてしまった

結果、駆除したのか ...